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ポリマー改質アスファルト試験動画集

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Q & A

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Q16:

舗装設計段階でポリマー改質アスファルトを採用すべきかどうか悩んでおります。どのような場合にどのようなポリマー改質アスファルトで設計すればいいのでしょうか?

舗装の設計は、公益社団法人日本道路協会「舗装設計施工指針 平成18年版」の3章にありますように“設定された舗装の性能指標の値を満足するように舗装構成を具体的に定めること”です。そして、同指針では設計者は“舗装の構成と役割、設計の流れなど、設計に当たって考慮すべき事項を十分に理解し、把握しておく必要がある”としています。

路面の性能指標には、塑性変形抵抗性、平たん性、透水性、排水性、騒音低減、すべり抵抗性などがあります。設定された路面の設計期間にわたって性能指標の値など路面設計条件を満足するように路面を形成する層の材料、工法および層厚を決定していきます。“期待できる性能とそれに応え得る材料種類“の関係については、総合的な見地のもと選定するとよいでしょう。

例えば、交通量の多い道路においては塑性変形抵抗性が十分でないとすぐにわだち掘れが発生して走行安全性が低下したり、他方、ポーラスアスファルト舗装で高空隙率化を図って排水性能を高めるあまり逆に耐久性が低下するなどへの配慮が必要となます。これら要求性能に対して今日多様なポリマー改質アスファルトがあり、検討するとよいでしょう。

主な適用方法にいては当協会で発刊しているポケットガイドブックに記載していますので、参照すると良いです。また多種多様化するニーズ(要求性能)に応えるために、舗装材料、舗装用素材の選定に当たっては常に最新の技術を調査してみてください。

当協会が発行するポリマー改質アスファルトポケットガイド(平成27年1月)には“5. 舗装用改質アスファルトの種類と適用の考え方”が掲載され、それぞれの使用目的における適用の考え方と適用時の留意点のエッセンスが解説されております。

ポリマー改質アスファルトの種類と適用

  種 類 ポリマー改質アスファルト 
Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型 H型
  付加記号   Ⅲ型-W Ⅲ型-WF   H型-F
混合物機能

適用混合物

主な適用箇所

密粒度、細粒度、粗粒度等の混合物に用いる。
Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型は、主にポリマーの添加量が異なる。

ポーラスアスファルト混合物に用いられる。ポリマーの添加量が多い改質アスファルト。

塑性変形
抵抗性
一般的な箇所            
大型車交通量が多い箇所        
大型車交通量が著しく多い箇所及び交差点    
摩耗抵抗性 積雪寒冷地域    
骨材飛散
抵抗性
         
耐水性 橋面(コンクリート床版)        
たわみ
追従性
橋面(鋼床版) たわみ小        
たわみ大            
排水性(透水性)          

付加記号の略字 W:耐水性(Water-resistance)、F:可撓性(Flexibility)

凡例  ◎:適用性が高い
○:適用は可能
無印:適用は考えられるが検討が必要

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