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ポリマー改質アスファルト試験動画集

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Q18:

ポリマー改質アスファルトH型-Fの品質規格にだけ、“曲げ仕事量(-20℃)400kPa以上”と“曲げスティフネス(-20℃)100MPa以下”が規定されていますが、これはどのような試験でしょうか?

ポリマー改質アスファルトの直方体(長さ120㎜×幅20㎜×厚さ20㎜)の供試体を所定の方法で作製・養生し、支点間長80㎜の載荷試験機でその中央に100㎜/minの速度で載荷して荷重と変位量を測定・記録します。

この時、1供試体のセットから試験終了までの工程は、供試体温度の変化に配慮して20秒以内に実施します。一つの試験条件で少なくとも3個以上の供試体を必要とします。

記録された変位-荷重曲線より、最大荷重およびその時の変位量を求め、計算式によって最大曲げ応力と最大曲げひずみを算出し、曲げ仕事量と曲げスティフネスを算出します。

曲げ仕事量と曲げスティフネスの変動係数が、前者で30%、後者で20%を超えた場合には再試験が必要になります。

これらは、舗装調査・試験法便覧A063T「ポリマー改質アスファルトの曲げ試験方法」に準拠した方法です。この項目については、当協会発行のポリマー改質アスファルトポケットガイドにも詳しく掲載していますのでご参照ください。

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