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Q & A
アスファルト舗装とセメントコンクリート舗装は次のようになっています。
舗装の厚さはその道を通る大きい車(大型車)の数と路床の強さとで違ってきます。
用語解説
- アスファルト舗装
- 構築した路盤の上に加熱アスファルト混合物による表層・基層を作る舗装。
- セメントコンクリート舗装
- コンクリート版を表層とする舗装
- 表層
- アスファルト舗装において最上部にある層。表層は交通荷重を分散して下部に伝える役目のほか、安全で快適な走行ができるように適当なすべり抵抗性と平坦性が要求される。また、一般的にち密で不透水性のものとするが、機能を付加した排水性舗装なども用いられる。表層には、加熱アスファルトを用いる。
- 基層
- 上層路盤の上にあって、その不陸を補正し、表層に加わる荷重を路盤に均一に伝達する役割を持つ層。基層には、通常、加熱アスファルト混合物を用いる。
- 路盤
- 路床の上に設けた、アスファルト混合物層やセメントコンクリート版からの荷重を分散させて路床に伝える役割を果す。一般に、上層路盤と下層路盤の2層に分けられる。
- 上層路盤
- 路盤を2種類以上の層で構成するときの上層部の層。上層路盤には砕石等の強度の大きい良質な材料を用いる。
- 下層路盤
- 路盤を2種類以上の層で構成するときの下部の層。下層路盤にはクラッシャラン、鉄鋼スラグ、砂など比較的強度が小さく現場の近くで経済的に入手できる材料を用いる。
- 路床
- 舗装を支持している地盤のうち、舗装の下面から約1mの部分。
- 路体
- 路床の下部にあって、交通荷重の影響を受ける部分。
- 舗装
- 人や車両の通行に便利なように道路面を、れんが・石片・アスファルト混合物・セメントコンクリートなどで固めたもの。一般的には路盤および2~3m以上の表層をもつアスファルト舗装またはコンクリート版をもつセメントコンクリート舗装をさす。広い意味では砂利道や防じん舗装・表面処理などを施した路面の全てを含める。道路構造のうえでは路床面から上の部分を舗装という。
- コンクリート版
- コンクリート版は直接交通の用に供され、その荷重を支持する最も重要な層であり、その表面はすべりにくく、すりへりの少ないものでなければならない。
- アスファルト中間層
- コンクリート舗装において、路盤の最上部に設ける厚さ4cm程度のアスファルト混合物の層。路盤の耐水性および耐久性を改善する等を目的としている。
- 遮断層
- 路床土が地下水とともに路盤に侵入して、路盤を軟弱化するのを防ぐため、路盤の下に置かれる砂の層。遮断層は路床の一部と考え、舗装厚に含めない。