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ポリマー改質アスファルト試験動画集

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Q & A

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Q7:

ポリマー改質アスファルトは、どのように作られているのですか?
また、プレミックスとプラントミックスの違いはなんですか?

ポリマー改質アスファルトには、

  1. プレミックスタイプ
  2. プラントミックスタイプ

の2つに大別されます。プレミックスタイプとは、メーカーが事前にストレートアスファルトに改質材を混合したものを言います。プラントミックスタイプとは、アスファルトプラントでそのままミキサーに投入して混合する改質材を言います。

プレミックスタイプの製造工程と使用法

製造工程の例

  1. 所定の温度まで加熱したら、SBSなどの改質材を投入して攪拌し、混合します。
  2. 時間をかけて攪拌・混合していくと、改質材がストレートアスファルトに溶けて分散していきます。
  3. さらに品質を安定化するために、最終仕上げ工程としてコロイドミルなどを通すこともあります。できあがったら製品タンクに送り込まれ、貯蔵されます。

使用方法

プレミックスタイプのポリマー改質アスファルトは、ローリー車でアスファルトプラントに納入されます。通常はアスファルトプラントのポリマー改質アスファルト用タンクに供給されます。
タンクに貯蔵されたポリマー改質アスファルトは、ミキサー内で石・砂・石粉をDry混合した後に噴射され、Wet混合されて、ポリマー改質アスファルト混合物ができあがります。

プラントミックスタイプの製造工程と使用法

製造工程はQ6の「ポリマー改質アスファルトには、何がはいっているのですか?」をご参照下さい。プラントミックスタイプは、短時間でストレートアスファルトに溶けて分散し、性能を発揮するように設計されています。

使用方法(SBRの例)

メーカーで製造されたプラントミックスタイプの改質材は、SBRの場合ドラム缶やコンテナー等の荷姿で納入されます。ドラム缶やコンテナーに入ったSBRは自動投入装置で計量され、ミキサー内で石・砂・石粉・ストレートアスファルトを混合したところに噴射され、混合されます。

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